ENGELのグローバルプロセシングエンジニアリングに

ENGELのプロセステクノロジー＆インジェクト4.0バイス・プレジデントであるDr. Johannes Kilian（Dr.ヨハネス・キリアン）はENGELグループのグローバル・プロセッシング・エンジニアリングのバイス・プレジデントに就任しました。同時にそのポジションを退いたProf. Dr. Norbert Müller（Prof.Dr.ノルベルト・ミュラー）はドイツのRosenheim Technical Universityのプラスチック加工担当教授に就任することが決まりました。

この人事により、射出成形機メーカーとシステムソリューションの両社は、オーストリアに本社を置き、2つの中央部門を協力して管理することになりました。基本的には、より優れた製品開発とグローバル展開を目指すことを意味します。ENGELグループのCTOであるDr. Gerhard Dimmler（Dr.ゲルハルト・ディムラー）は、「Johannes Kilian氏がこのreorientation（方針転換）の戦略的任務を担うことは非常に喜ばしいことだと感じています。これにより、お客様のニーズにより応え、研究開発による技術的リーダーシップを強化することができます」と述べています。

 Johannes Kilianはメカトロニクス、ロボット工学、オートメーション技術、経済学を学び、ENGELに入社してすでに10年になります。責任あるポジションを経験した後に、2021年にプロセステクノロジーとインジェクト4.0部門の責任者に就任しました。

 お客様のニーズに合った開発方法を取り入れ、Johannes Kilianは開発段階からお客様と緊密に連携しています。最近では、加工技術とグローバルな部門が協力し、お客様にとって最適なプロセステクノロジーとデジタル化の提案が可能になっています。Dimmler氏は、この強力な連携について「お客様にとって最高の選択肢を提供することができます」と述べました。

 Dimmler氏は、「Johannes Kilianはお客様のニーズを重視し、プロジェクトの開発段階から密に協力しています。最近は、グローバルな加工技術部門と協力し、将来のプロセステクノロジーの課題やデジタル化に関する最適な技術を提供しています」と述べました。同時にRosenheim Technical Universityのプラスチック加工学教授であるNorbert Müllerは、ENGELでの経験を活かして新しい繊維複合技術の開発に取り組んでいます。「私たちは彼が8年間にわたってたくさん貢献してくれたことに心から感謝しています」とDimmler氏は語りました。